
私の1日は水筒にお湯を注ぐことから始まる。
私は普段家で仕事をしているのだが、作業に集中するあまり、歩いて5歩の水道の蛇口まで行くのも忘れ、気づくと1日全く水を飲んでいなかった!ということが珍しくない。
さすがにそれはヤバイ…と感じ、あるときから水筒を手元に置いておくようになった。
キャップを外すのも面倒なので、常にキャップは開けっぱなし。
水筒を持ち上げるだけで水分補給ができる状態にすることで、やっと水を飲む習慣ができてきた。
肌のために少なくとも1日2リットルは飲むようにしている。
肌が良くなったかどうかはいまいちよく分からないが、長年悩みだった冷え性は改善されてきたように思う。
冬場は体が冷えるのが嫌で常温〜冷たい水は飲む気になれなかったが、あたたかいお湯にしてからは積極的に飲むようになったからだろう。
おかげで、お腹は常にポカポカと温かく、今年は1度も暖房をつけなかった。(これは、お湯だけのおかげではないが)
健康にも、お財布にも優しいサーモスの水筒。
大袈裟かもしれないが、今の私はこのサーモスちゃんなしでは生きられない。
これからも頼むよー。そしていつもありがとう。
<文・イラスト / 北野あさみ>

イラストレーター。1995年生まれ。立教大学卒業。2021年よりiPadを使ったイラスト制作をスタート。素朴な手描きタッチを得意とし、広告、書籍、雑誌、プロダクトのイラストレーションを中心に活動中。アートブック作品集『CUT2022年度版(ART BOOK OF SELECTED ILLUSTRATION)』掲載。